縁結びの御薬師様、佐澤薬師堂の御本尊「妻薬師」を修復して次の60年に繋げたい！
2020年9月22日 スタジオ描写
静岡県川根本町の久野脇三津間集落は全部で約94世帯の準限界集落。そこで戦国時代から信仰され、焼失後に再建された江戸初期から大切にされている縁結び薬師を未来へ残すべく、クラウドファンディングを立ち上げました。夢枕に立ち、身分の差を超えた村人の愛を実らせたとされるお薬師さまは集落の宝です。
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2OTQ0MCMyNTM3NzUjNjk0NDBfenpPc0lScEh6Qi5qcGc.jpg ]
CAMPFIREにて2020年8月7日よりご支援募集開始
古くから集落の信仰を集めるお薬師様ですが（武田信玄の時代にお堂が焼き討ちに遭っ たという記録がある）、今年 2020 年は、佐澤薬師如来堂でにて 60 年に 1 度の大祭が執り行われました。しかし御堂や御本尊の痛みが激しく、この次の 2080 年の大祭に繋げることができるかどうかという現状があります。大祭の会計でお堂の修復は進んでいますが、 肝心の御本尊は手付かずの状態。
写真家である私クロダユキは、2020年3月UNMANNED無人駅の芸術祭でこのお堂でインスタレーションを行ったことがきっかけで、集落に関わり続けています。
私は佐澤薬師如来堂開帳委員会や集落の方々とプロジェクトを立ち上げ、集落が誇る川 根茶や写真で貢献する企画を立ち上げました（今年の新茶と二番茶もお手伝い させていただきました）。
修復がかなった際にはそのお姿も撮影し、ポストカードやカレンダー、写真集に修復前 と修復後の御薬師様のお姿をおさめるつもりです。
普段は年に一度のご開帳なので、そのお姿を中々拝見することがかなわないお薬師様。 お堂の修復の際に別の場所に安置された数日間、私はお薬師様と貴重にも同じ場所に昼 夜滞在することができ、お薬師様の持つ様々な貌、優しさ、強さ、たおやかさにしなや かさ‥修復前のそのお姿に心を奪われたような感覚で撮影させていただきました。
お堂を離れるための御祈祷も終わり、あとは修復を待つのみです。
返礼品は 1,500 円∼、とお手頃となっておりますが、目標金額は 80 万円。ぜひ皆様の御 支援を賜れないかと思っております。
プロジェクト概要
プロジェクト名 ｜縁結びの御薬師様、佐澤薬師堂の御本尊「妻薬師」を修復して次の60年に繋げたい！
URL ｜
https://camp-fire.jp/mypage/projects/303240
目標金額 ｜800,000円
募集期日 ｜2020年8月7日（金）～10月14日（水）
クロダユキ について
静岡県在住。東京女子大学大学院修了。NPS会員。ウラヤマ会会員。2019年日本広告写真家協会APAアワード2019、2020入選。 2008年より独学で撮り始める。2010年、口コミ情報誌「志太コレクション」を創刊し、営業・取材・編集・デザイン・ライティング全てをこなす（～14年）。広告代理店でのデザイン、ディレクション業務を経て2017 年独立。モノや人、自然の気配や畏怖、感情やサインを被写体とし、気配の写真家として活動を開始。 写真展「描写」（静岡市／2017）、写真展「焦点」（浜松市／2017）、Hue Rain展示会コラボレーション（東京都馬喰町、静岡市／2017）、写真展「気配」（東京表参道／2018）、イトナミダイセン藝術祭にてインスタレーション展示（鳥取県大山町／2018）。企画展「フォトグラファーの視点：光と瞬 vol.44 ∼気鋭の写真表現者たち（東京茅場町／2019）、ＵＮＭＡＮＮＥＤ 無人駅の芸術祭 大井川にてインスタレーション展示（大井川鐵道大和田駅／2019）、写真展「描写Ⅱ」（焼津市／2019）、ふじのみや・まちなかアートギャラリーにてインスタレーション展示（富士宮市／2019）イトナミダイセン藝術祭にてインスタレーション展示（鳥取県大山町／2019）。 企業やホテル向けの作品提供、プロフィール撮影や作品のイメージカット、取材を含んだ撮影や文章ライティング、デザインなどを業務とし、写真家として気配を見つめ続けている。
https://www.kurodayuki.photos
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