
資生堂クリエイティブ株式会社は、同社がプロダクトデザインを手がけた株式会社資生堂のグローバルブランドである「BAUM」が、日本パッケージデザイン大賞2023の大賞を受賞したことを発表した。
BAUM(バウム)とは、「樹木との共生」をテーマに掲げる、スキン&マインドケアブランド
大賞は、応募総数1,060 点の中で1 作品のみが選出される最高賞。BAUM の木製パーツは、家具の端材のアップサイクル、レフィル容器やチューブは、植物由来PET や紙を使用して樹脂量を削減しており、また、樹木資源を未来につなぐために、店頭で育てた苗木の植林活動を行っている。
プロダクトデザインの審美性や機能性のみならず、このようなBAUMの活動の社会性も踏まえ、今回の受賞に繋がった。また、「資生堂2020年度創立記念品」においても、大賞に続き7作品のみが選出される金賞を受賞している。
BAUMは、「樹木との共生」をテーマに掲げるスキン&マインドケアブランド。商品のパッケージに、家具の製造工程で発生した小さい木材を再生利用しており、木材の産地である東北や北海道地方への植樹活動を行っている。樹木の恵みを受け取り、未来へつなぐ活動を通じ、新たな豊かさを提案する。
■同社によるBAUMのブランドデザイン
https://www.shiseidocreative.com/works/375/■日本パッケージデザイン大賞2023 受賞作品ページ
https://www.jpda.or.jp/award/4663.html