株式会社河出書房新社は、イギリスの心理学者であるメグ・アロール著『なぜか「なんとなく生きづらい」の正体』(原題:Tiny Traumas)を、10月29日に発売した。
(画像はプレスリリースより)
誰もが日常的に経験する“小さな心の傷”の蓄積が、実は人生に大きな影響を及ぼしている。多数のケーススタディと対処法、そして、生きていくためのレジリエンスを高めるエクササイズを紹介。
本書『なぜか「なんとなく生きづらい」の正体』は、普遍的なのに、これまで未開拓だったテーマであるこの“小さな心の傷(スモール・トラウマ)”に焦点を当て、実用的で実証済みのテクニック、エクササイズ、ケーススタディ等を通して、自分の過去に対処し、本来の自分に値する人生を歩むための方法を、心理士・心理学者の著者が提示する画期的な書籍だ。
本書では、まず “スモール・トラウマ”に「気づき」、これが人生に及ぼしている影響を「受容」し、これらの経験にうまく対処するための前向きな「行動」をとること、この3つのステップをとることが重要と説く。
これまで心理療法やセルフヘルプのテクニックを試してきた人の中には、結果を急いで、いきなり「行動」に走る方が多くいた。しかし「受容」というステップを飛ばしてしまうと、「行動」による効果は、すぐ消えてしまう。
本書は、著者考案の3ステップの手法によって、人生に影響を与えている過去の心の傷に対処し、現在を自分のものにし、未来を切り開くための道標を示す。
■書誌情報
書名:なぜか「なんとなく生きづらい」の正体
著者:メグ・アロール
訳者:野中香方子
仕様:四六変型判/並製/308ページ
初版発売日:2024年10月29日
定価:1,870円(本体1,700円)
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309300405/出版社:河出書房新社