資格講座掲載数No.1(※)の資格情報総合サイト「BrushUP学び(
https://www.brush-up.jp/ )」を運営する株式会社パセリ(パセリホールディングスグループ 東京都千代田区/代表取締役 鈴木悠祠郞)は、通信制大学に在籍経験がある人を対象にアンケート調査(調査期間:2025年10月10日~2025年10月17日)を実施しました。学歴や就職に関する不安をどう乗り越えたか、通信制大学を選んで良かったことなど、幅広い質問にご回答いただきました。調査結果を公表します。※2025年3月期_資格・講座のポータルサイトにおける市場調査/調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
■アンケート調査の詳細
1.調査主体:BrushUP学び
2.調査方法:アンケートツールによる回答
3.調査地域:全国
4.調査対象:通信制大学に在籍経験があり、かつ社会人経験のある人
5.調査人数:170名
6.調査期間:2025年10月10日~2025年10月17日
▶今回のアンケート結果の全容は下記のページで公開しています。
https://www.brush-up.jp/univ/article/questionnaire-jobhunting
■アンケート結果のサマリー
Q.通信制大学の学歴に対して、劣等感や不安を感じたことはありますか?
回答者の5割以上が「通信制大学の学歴に対して、劣等感や不安を感じたことがある」と答えた
Q.劣等感や不安を払拭するために、意識・工夫したことは?
通信制大学における不安解消法として、最も多い回答は「通信制大学で得られるスキル・知識に目を向けた」で47%にのぼった
Q.就職・転職活動において「通信制大学」という点が不利になっていると感じたことはありますか?
通信制大学が就職に不利と感じた人は回答者の47%でこちらもおよそ半数にのぼった
Q.就職・転職活動を成功させるために意識・工夫したこと、アピールしたポイントは?
通信制大学生が就職・転職活動で意識したのは「学び・努力・理由」を具体的にアピールすること
Q.通信制大学を選んで良かったと思うことは?
通信制大学を選んで良かったこと、最も多い回答は「学士が取得できた」で34%を占めた
■アンケート結果の詳細
◆回答者の半数以上が「通信制大学の学歴に対して、劣等感や不安を感じたことがある」と答えた
Q.通信制大学の学歴に対して、劣等感や不安を感じたことはありますか?
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NzUyMCMzNjU3MTUjNjc1MjBfemRwUVVKdml2Ti5wbmc.png ]
通信制大学の学歴に対して、劣等感や不安を感じたことがあるかを尋ねたところ、「はい」と回答した人は58%に上り、半数を超える結果となりました。
一方で、「いいえ」と回答した人は42%と、劣等感や不安を感じていない人も一定数いることがわかりました。
◆通信制大学における不安解消法、最多は「得られるスキル・知識に目を向けた」が47%
Q.劣等感や不安を払拭するために、意識したことや工夫したことを具体的に教えてください。(複数回答可)
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NzUyMCMzNjU3MTUjNjc1MjBfanF6aHlxRHZnTC5wbmc.png ]
劣等感や不安を払拭するために意識したことや工夫について尋ねたところ、最も多かった回答は「通信制大学で得られるスキル・知識に目を向けた」で、回答者の47%がこの取り組みを行っていました。
次いで「通信制大学の仕組みや学びの内容を正しく理解した」が44%、「通信制でも大学卒の学歴は同じと考えるようにした」が41%に上りました。
学びや学歴の価値を再認識することが、不安の払拭・軽減につながっていることがわかりました。
また、「通信制大学を選んだ理由を明確にし肯定的に捉えた」と回答した人は40%で、「他人の学歴と比較しないように意識した」が37%、「自分の学び方に価値を見いだした」が36%と、自分の選択を肯定的に捉えることも不安を和らげる手段として活用されていました。
さらに、「SNS等で他の通信制大学生の体験を見て励まされた」が27%、「通信大卒業生の進路や実績を調べて安心材料にした」が25%、「通信制大学の卒業率を調べて安心材料にした」が21%となり、外部情報を確認して不安を和らげる工夫も行われていました。
「その他」(3%)では、『LINEなどのグループに入り情報を共有した』『仕事をして技術・知識の向上を図った』といった具体的な取り組みも寄せられました。
一方、「意識したこと、工夫したことはない」と答えた人は3%にとどまり、ほとんどの回答者が何らかの工夫を行っていることがうかがえました。
◆通信制大学の就職不安、回答者の約半数が「不利と感じた」と回答
Q.就職・転職活動において「通信制大学」という点が不利になっている、もしくは不利になったのではないかと感じたことはありますか?
[資料:
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就職・転職活動において「通信制大学」ということが不利に感じられたかどうかを尋ねたところ、回答者の約半数(47%)が「就職・転職活動の経験があり、感じたことはある」と答えました。
一方で「就職・転職活動の経験があり、感じたことはない」と答えた人は37%、「就職・転職活動の経験がない」は17%の結果でした。
この結果から、通信制大学という点が就職や転職の場面で、不安や懸念として意識されやすいことがうかがえました。
ただし、実際に不利と感じない人も一定数いることがわかりました。
◆通信制大学生が就職・転職活動で意識したのは「学び・努力・理由」を具体的にアピールすること
Q.就職・転職活動を成功させるために意識したことや工夫したこと、アピールしたポイントを教えてください。(複数回答可)
[資料:
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通信制大学生が就職・転職活動を成功させるために意識したことや工夫について尋ねたところ、学びや資格、努力の過程を具体的にアピールすることが広く行われていることがわかりました。
特に多かった回答は、「通信制大学で得た知識をアピールした」が39%、「通信制を選んだ理由や背景を前向きに説明した」が36%、「通信制大学で培ったスキルをアピールした」が35%、「仕事や家庭、育児と両立して学んだ努力を伝えた」が34%という結果でした。
成果や努力を具体的に示すことが、就職・転職活動を成功させるポイントであることがうかがえました。
また、個人の心理的な工夫としては、「『通信制だから不利』という思い込みを捨てた」が27%、「最短期間で通信制大学を卒業しアピールした」が25%となっており、自分の選択や状況を肯定的に捉える工夫も行われていました。
そのほかの行動としては、「通信制での学びを具体的に応募書類に記載した」が22%、「就職・転職活動が有利になるよう資格を取得した」が20%、「他の学生や社会人の面接体験談などを参考にした」が19%となっており、幅広い工夫が実践されていることがわかりました。
一方で、「意識したこと、工夫したことはない」と答えた人は19%に上り、全員が積極的に取り組んでいるわけではないことも明らかになりました。
◆通信制大学を選んで良かったこと、最も多い回答は「学士が取得できた」(34%)
Q.通信制大学を選んで良かったと思うことを教えてください。(複数回答可)
[資料:
https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM2NzUyMCMzNjU3MTUjNjc1MjBfSmRmdW9xSVJZdS5wbmc.png ]
通信制大学を選んで良かったことについて尋ねたところ、最も多かった回答は「学士(大学卒業資格)が取得できた」で34%でした。
次いで「キャリアチェンジに役立った」が33%、「仕事の実務に役立っている」が32%と続きました。
また、「昇進・昇格やキャリアアップに役立った」が29%、「達成感が得られた」が28%、「資格やスキルの取得に活かせた」が27%、「自分に対する自信がついた」が25%など、学びを通じたキャリア形成や成長実感への肯定的な影響を挙げる回答も多く見られました。
さらに、「ライフスタイルに合わせて、自分のペースで学べた」が26%、「興味・必要分野を重点的に専門知識を深められた」が23%、「国家資格試験の受験資格を得ることができた」が23%、「幅広い世代と交流がもてた」が18%など、柔軟な学習環境や学習体験自体の価値も高く評価されていました。
学習や就職・転職の面で不安があった場合でも、「学習に不安があったがサポートにより卒業できた」が12%、「不安があったがサポートにより就職・転職できた」が11%と、通信制大学の支援制度を活用することで不安を乗り越えられることもわかりました。
「その他」(1%)では、『専攻以外の知識がとてもためになった』『全く関係がない職に就いた』といった意見も寄せられました。
一方で、「良かったと思うことはない」と回答した人は8%と、一定数存在することもわかりました。
▶上記以外の質問に関する結果やさらなる詳細は、「BrushUP学び」の下記のページで公開しています。
通信制大学の学びと成果の実態─学歴や就職に関する不安をどう乗り越えたか【アンケート結果を公開】
https://www.brush-up.jp/univ/article/questionnaire-jobhunting
■結果を受けて
今回のアンケート結果より、通信制大学での学びは「学士の取得」や「専門知識の習得」といった学歴面の成果にとどまらず、「キャリア形成」「仕事の実務への応用」「自己成長」など、実践的な効果を実感している人が多いことがわかりました。
また、多くの人が感じていた学歴や就職に関する不安を乗り越えるために「学びや学歴の価値を再認識する」「外部情報を確認する」「思い込みを捨て、成果や努力を具体的に伝える」など、幅広い工夫が実践されていることがわかりました。
通信制大学のサポート体制や柔軟な学習環境、学習体験についても高く評価されていました。
「BrushUP学び」では、学び業界のますますの発展のために、今後もさまざまな角度から有益な情報を積極的に発信してまいります。
■BrushUP学びとは?
https://www.brush-up.jp/
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