
講談社の月刊ビューティ誌『VoCE(ヴォーチェ)』編集長に、6月1日付で温井明子(ぬくい あきこ)氏が就任した。
「キレイをショートカットでゲットできる情報を一冊に詰め込んでいきたい」
『VoCE』とは、1998年創刊の月刊ビューティ誌で、美容をエンターテインメントとして位置づけ、女性のメイクやスキンケアへの意識を上げた。エッジの立ったヴィジュアルと網羅性の高い実用ページが人気であり、年2回発表される「ベストコスメ」は、ビューティ界の動向を左右するほど注目度が高い。
新編集長・温井明子氏は、1982年に講談社入社。『ミス・ヒーロー』、『チェックメイト』、『with』、『FRaU』、『VoCE』を経て、2000年6月『Grazia』編集長に就任。『大人の女の時代がきた』、『35歳からが女は本物!』というキャッチコピーを掲げ、『カッコイイ大人の女』になるための新しいライフスタイルを提案してきた。
今回の就任にあたって、温井氏は「創刊準備1年、創刊後1年……立ち上がり期のVoCEに2年在籍していました。11年ぶりにいわば “古巣”に戻った形です。私が離れている間に、すっかり成長したVoCE。これからはファッションよりも美容の時代、 何を着るかよりも“その人そのものがキレイ”が重要になる時代だと感じています」と挨拶した。
温井編集長による新生『VoCE』に期待しよう。
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