
株式会社FARM8(新潟県長岡市)は、酒粕を乳酸菌で再発酵して開発した植物性ヨーグルト「JOGURT(醸グルト)」を6月12日に予約発売開始した。
醸造の酒蔵から生まれたヨーグルト
新商品は、飲む美容液として注目を浴びる酒粕をさらに乳酸菌で発酵させてできた美容発酵食材。麹の甘酒とは違い、酒粕には酵母による「美の特効薬」のような成分が含まれている。
お米の発酵物なのに、まるでヨーグルトのような滑らかな味わい。醸造の酒蔵から生まれたヨーグルトのため、「JOGURT(醸グルト)」と名付けた。
美容成分の宝庫と言われる酒粕、中でも「α-EG」と「レジスタントプロテイン」この2つの成分が注目されている。
●α-EG(エチル-D-グルコシド):
米麹と清酒酵母を混ぜた時につくられ、皮膚真皮層のコラーゲン量を増やす。日本酒や酒粕から摂取することができる。
●レジスタントプロテイン:
食物繊維の機能を併せ持ち、体内の消化酵素では分解しにくく小腸に届き脂分を吸着し、便として排出する。ダイエットやコレストロールの低下にも効果が期待されている。
さらに、乳酸菌で発酵することで倍増する成分で葉酸などのビタミン成分も豊富。そのほか、コウジ酸やアルブチン、フェルラ酸など多数の美容成分が入っている。