コラーゲンと対をなす存在“エラスチン”
2010年6月12日放送の日本テレビ系列「世界一受けたい授業」にて、これまでの認識を変える「
顔のたるみ」の新情報が紹介された。
みなさんご存じのコラーゲン。これは軟骨・じん帯・そして肌(真皮)を構成するたんぱく質の一種で、ある程度の力に耐えられるほどの強度があり、これが細胞の間にギッシリと詰まることで
細胞を支えている。コラーゲンが減少すると細胞を支えるものがなくなるため、たとえば肌の場合はたるみやシワをつくってしまうことになる。
しかしこの細胞を支えているのはコラーゲンだけではない、ということをご存じだろうか。じつはこのコラーゲンに巻きつき、補強する成分“
エラスチン”も、肌老化に関係しているのだ。また、エラスチンそのものに
美白・美肌効果があり、肌のくすみやシミの予防にも一役買う活躍をする。一方で
紫外線そのものには弱く、コラーゲンと同じく
加齢とともに減少してしまう。
コラーゲンとエラスチンは相互に助けあいながら細胞を支えているため、どちらか片方だけ補給しても効果は薄い。コラーゲンは関連商品が増えつつあるので摂取が簡単になっているが、エラスチンはまだそういった製品が少ない。よって安定して摂取できる
サプリメントを使用するのがベストだ。また、紫外線による減少を防ぐため
日焼け対策も行うようにしたい。
コラーゲンを摂取しても効果が薄いとお考えの方は、ひょっとするとエラスチンが不足しているのかもしれない。紫外線対策なども施しつつ、補給も怠らないようにしよう。
世界一受けたい授業